コンサルタント養成コース
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クライアントのレベルが高過ぎることが心配?
顧客のレベルが高過ぎたりすると自分の持っているノウハウ程度では太刀打ちできないのではないかと心配しています。何かアドバイスをいただけないでしょうか?
心配ご無用。顧客のレベルが低過ぎて困ることを心配した方がよいです。
レベルが低過ぎて困ることの方が多い
クライアントのレベルが高過ぎて恥をかいてしまうのではないかという心配は、特に駆け出しコンサルタントがよく抱きがちです。
ですが現実には、クライアントのレベルが高過ぎることよりも、レベルが低過ぎて困ることの方が多いです。
そもそもレベルの高い企業はコンサルタントを必要としていません。レベルが低いからこそ、コンサルタントに仕事を依頼するわけです。
人間としての器を大きくしておく
クライアントのレベルが低過ぎる場合、コンサルタントとしては、つい、
「こんなことも知らないのか!」
「こんなことすら出来ていないのか!」
「ダメダメ過ぎて、いったいどこから手を付けたらよいものやら・・」
という気にさせられるかも知れません。
ですがそのような時、クライアントを見下したり、小馬鹿にしたりといった態度は、厳に慎まなければなりません。
コンサルタントは特定分野の「専門家」ですから、ついつい、その分野での話のレベルが高くなりがちです。ですので、少しレベルが低過ぎるかな?くらいのレベルで話した方がよいくらいです。
そして、レベルが低いからといって馬鹿にしたりせず、教育研修を組み込んだり、粘り強く丁寧に接して、クライアントの成長を促していきましょう。
時には、子供を教え諭す、親のような心持ちになるかも知れません。その点、コンサルタントとしては、人間としての器も大きくしておきたいものです。