コンサルタント養成コース

これからのコンサルタントのあるべき姿は?

れからコンサルタントになって、生涯のライフワークとしたいと思っています。長期的に考えて、コンサルタントという仕事は、将来どのような方向に進んでいくのでしょうか?

単純情報提供型では生き残れないでしょう。一匹狼ではなく、ネットワーク・組織化も進みます。

Googleと競合してはいけない!

インターネットの発達により、ネット検索すれば、かなりの情報を無料で入手できる世の中になっています。ですので、単純情報提供型のコンサルタントは、ほとんど存在価値を失ってしまうでしょう。

これからのコンサルタントに求められるのは、クライアントに合わせた情報選別力・情報加工力を持ち、クライアントに伴走して着実に成果を上げることです。Googleは伴走してくれませんからね。

一匹狼からネットワーク・組織化へ

あらゆることで利便性が進む中、コンサルタントの世界も例外ではありません。クライアントから見れば、ワンストップですべての課題を解決できることが望まれます。そうなると、一人のコンサルタントですべて対応することは現実的ではないため、他のコンサルタントと提携・協業を積極的に行なうことが求めらます。その意味で、コンサルタント同士の横のつながりも重要になってきます。

また、単なるアドバイスだけでなく、"成果そのもの"をまで一括提供できるプラットフォームがあると、コンサルタントとして強いポジションを確保できます。たとえば営業コンサルタントであれば、具体的な見込み客を紹介できるような仕組みを持つ、あるいはそれを持つ第三者と提携する、といった動きが活発になるでしょう。

答えはクライアントの中にある

コンサルタントとして仕事をする中で、大きなストレスとなり得るのが、せっかくクライアントに指導をしても、実行してもらえないことです。

指導をしても実行してもらえないのだとすれば、その指導に対してクライアント自身が納得していないことが原因です。コーチングでは「答えはクライアントの中にある」と考えます。「答え」とは、クライアントが自ら「これをやろう!」と決めたもののことです。指導と称してコンサルタントが一方的に押し付けるのではなく、クライアントが自ら「これをやろう!」と思えるアイデアを、クライアントの中から引き出すスキルが、これからのコンサルタントには求められます。その意味でも、コーチングのスキルを身につけることは、コンサルタントにとって必須だと言えます。