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「事務局」を確保・任命してもらう
営業活動の甲斐があって、コンサルティング契約を獲得することができました。契約獲得後、まずやっておくべきことがあれば、教えてください。
連絡窓口となり、クライアントの社内段取りを進める「事務局」を確保・任命してもらいましょう。
コンサルティングを本格的に始めるにあたり
とにもかくにも、契約獲得、おめでとうございます。
契約獲得後、いよいよ本格的なコンサルティングが始まることになります。初回は、オリエンテーション的な意味合いも含めて「キックオフミーティング」を開催することは、よくあります。
ただ、それに先立ち、「キックオフミーティング」の開催を含め、クライアント社内での段取りを進めていく必要があるのですが、そのために大切なのは「事務局」の存在です。
コンサルティングの「事務局」とは
「事務局」とは、クライアント側の社員の方で、コンサルタントとの連絡窓口となる人のことです。
契約締結まではともかくとして、それ以降、クライアントの社長自身がコンサルティング実施の細かい段取りを行なうことは、ありません(零細規模であれば別ですが)。ですので、社長へは「今後、どなた宛にご連絡を差し上げればよろしいですか?」のように尋ね、事務局として任命してもらいます。
事務局の役割は、コンサルティングがスムーズに実施されるための手配を行なうことです。多くの場合、コンサルタントはクライアント社内に常駐しませんので、常に社内にいて段取りをしてもらう存在が必要なわけです。
ミーティングのための会議室の確保や、宿題事項の督促・取りまとめ、資料のまとめやコピー作成等々、事務局に担ってもらう業務はいろいろとあります。
コンサルティングをスムーズに進めるために
事務局に優れた人材を得られれば、コンサルティングにあたっての余計なストレスを大きく軽減することができます。逆に、「気が利かない人」「動きが悪い人」が事務局になると、コンサルタントが苦労させられることもしばしばです。
コンサルタントと密接に連携をとる存在でもあるため、事務局には社長の子息等、将来有望な若い人材に担当させ、成長のための修行をさせる、ということもあります。
コンサルティング契約を獲得したら、「事務局」をきちんと人選・任命してもらうことを、まずやりましょう。